祭神
由緒
境内
彰徳苑側にある。
ぐるりと回廊が巡らされており、中は荘厳な空間が広がる。
火災で焼失した後、1970年(昭和45年)に再建。
多賀神社(多賀殿)
札幌護國神社の境内社だが、多賀神社としての鳥居が建っており、独立した神社の様に見える。
1971年(昭和46年)に合祀された山鼻神社の祭神も祀られている。
恋愛成就のハート型絵馬が多い。
彰徳苑
1986年(昭和61年)8月15日建立。
1993年(平成5年)5月13日建立。
碑文には「雲流るゝ涯に散った亡き戦友を偲んでこゝに櫻を植樹する 入隊五十周年を記念して」と刻まれている。
1985年(昭和60年)6月建立
1896年(明治29年)12月に札幌で結成(後に旭川へ移転)された独立野戦砲大隊を記念する碑。
1945年(昭和20年)8月、旧ソ連が日ソ不可侵条約の一方的な破棄により樺太(現サハリン)へ侵攻。
樺太太平炭鉱病院の看護婦も避難を始めたが、途中でソ連軍に退路を断たれ集団自決を図った。
鎮魂碑は、この事件の殉職者への鎮魂と平和祈願のため建立された。
1986年(昭和61年)9月14日建立
終戦後の1945年(昭和20年)9月に、聨隊の解散に伴い、連隊の創立地に近い月寒神社境内にて軍旗を奉焼した記念碑。
札幌護國神社は、1922年(大正11年)に札幌忠魂社から札幌招魂社へ改称している。
1939年(昭和14年)に札幌護國神社へ改称するまで使用された社号標と思われる。
1925年(大正14年)旭ヶ丘に建立、1960年(昭和35年)現在地に移設。
財団法人帝国在郷軍人会の創立者である松本謄四郎を顕彰し建てられた。
1928年(昭和3年)10月建立。
1920年(大正9年)に起きた尼港事件の犠牲者のための碑。
1968年(昭和43年)7月29日建立
1943年(昭和18年)5月に玉砕したアッツ島守備隊の犠牲者のための碑。
碑石は神居古潭石、台座は日高角閃岩。
1989年(平成元年)5月建立。
アッツ島玉砕雄魂之碑の前に置かれている。
贈主は、アッツ島の戦闘に参加した米国退役大佐ジェームズ・D・ブッシュ氏。
ブッシュ氏がアッツを再訪した際に採取した石を、当時を偲び平和を願う深い意味を持つ記念品として、米国退役準将ダリー氏の協力と日本航空の好意により送られてきた。
1967年(昭和42年)9月16日建立。
ノモンハン事件の犠牲者のための碑。
屯田兵を母体として編成された帝国陸軍第七師団の将兵も、ノモンハン事件で千五百余名が散華した。
1878年(明治11年)2月、偕楽園(現在の偕楽園緑地)に建立。
西南戦争で没した屯田兵のために建てられた。
1911年(明治44年)に日露戦争に従軍した札幌連隊の戦没者を合祀し当時の中島遊園地に移設。
1933年(昭和8年)に現在地へ移設。
この石碑は、札幌市内に現存する最古の碑らしい。
1907年(明治40年)建立。
日露戦争の戦没者のために建てられた忠魂碑が、札幌護國神社にも建っている。
題字の揮毫は乃木希典将軍。
1971年(昭和46年)に合祀した山鼻神社の碑。
手前の石碑は1971年(昭和46年)9月5日の建立、後ろの小さな石碑は1876年(明治9年)建立され合祀の際に移設。
1971年(昭和46年)建立。
ウォレアイ環礁(日本軍の呼称はメレヨン島)での犠牲者のための碑。
メレヨン島では補給が途絶え、日本軍守備隊は飢餓により事実上全滅した。
全国メレヨン会員一同によって、札幌以外にも福山市(備後護国神社)に慰霊碑が建つ。
1975年(昭和50年)8月23日建立。
北千島での犠牲者のための碑。
2009年(平成21年)10月31日建立。
ニューギニア方面での戦死者の鎮魂と恒久平和を込めて建てられた。
1978年(昭和53年)8月20日建立。
北海道・千島・樺太にゆかりのあるすべての海軍関係者のための碑。
石碑に置かれている錨は、かつて重巡洋艦で使われていた実物。
1965年(昭和40年)9月27日札幌藻岩山麓に建立、2011年(平成23年)6月23日現在地に移設。
多数の住民も犠牲となった沖縄戦。
将兵の戦没者では、北海道出身将兵が最も多かった。
北海道沖縄会が、世界の恒久平和実現の願いを込め、沖縄戦英霊紀念の碑を札幌藻岩山麓に建立した。
その後、慰霊碑はこの地にに移転・新築された
慰霊碑の周囲には、54枚の御影石に沖縄戦戦没者の名前が刻まれている。
1985年(昭和60年6月)現在地に移設。
自衛隊が旭川から運んできたとの事。
彰徳苑外の石碑
1973年(昭和48年)6月26日建立。
1972年に開催された札幌オリンピックの際に、天皇皇后両陛下が当神社に御参拝を賜った記念として建立された。
1968年(昭和43年)7月奉納
アイヌ時代から寝牛岩と呼ばれていた。
アッツ島玉砕雄魂の建立記念として奉納。
参拝ガイド
参考ホームページ
札幌護國神社周辺
中島公園は札幌市民の憩いの場として親しまれており、札幌コンサートホールKitaraや北海道立文学館等の文化施設も置かれている。
四季折々の風景が池に映える(SNSにも映える)。