定山渓神社 札幌市南区   
 

祭神

 
大己貴神 (おおなむちのかみ)
少彦名神 (すくなひこなのかみ)
大山祇神 (おおやまつみのかみ)
罔象女命 (みつはのめのみこと)
金山彦神 (かなやまひこのかみ)
美泉定山命(びせんじょうざんのみこと、定山渓温泉の開発を行った修験僧の美泉定山)
 

由緒

 
1866年(慶応 2年)     アイヌの道案内により美泉定山が温泉を発見し、湯治場をつくる。
             温泉開拓の当初、拝み小屋を造り、生活上、猛獣防災・防火を祈ったと伝えられている。
1905年(明治38年)     上田長松ら7人の小祠を設け、守護神として天照大神を奉斎する。
1918年(大正 7年) 9月   木造神明式本殿に改築、大己貴神外五神を合祀する。
1950年(昭和25年)     定山渓温泉の礎を築いた美泉定山を合祀する。
1953年(昭和28年) 6月20日 鹿の湯クラブに於いて総代が会議を行い、宗教法人設立について意見を交わす。
1956年(昭和31年) 6月 8日 宗教法人定山渓神社として登記完了する。
2011年(平成23年)     雪灯路が初開催される。
 

境内

 
境内 鳥居と社号標。
国道230号線に面している。

境内 手水舎。
無人の神社としては珍しく水が出ていた。
残念ながら、出ているのは「水」で「温泉」ではない。
訪れる外国人観光客も少なくないらしく「飲料水ではありません」の注意が日本語以外でも記載されていた。

境内 社殿。
通常は無人の神社なので、御朱印の対応はない。
代わり(?)に、定山渓観光協会にて定山渓神社のスタンプを頂くことができるらしい。

境内 鳥居側の狛犬 阿形。
1928年(昭和3年)10月建立。

境内 鳥居側の狛犬 吽形。

境内 社殿側の狛犬 阿形。
1934年(昭和9年)10月建立。

境内 社殿側の狛犬 吽形。

 

石碑等

 
石碑 境内社、および石碑。
境内社の前には狛犬が置かれている。
神社名等は不明。

 

参拝ガイド

 
【所在地】
 札幌市南区定山渓温泉東3丁目218
 
【交通機関】
 バス
  JR札幌駅前から
    じょうてつバス [快速7 快速8] 定山渓車庫前行き/豊平峡温泉行き 定山渓神社前 下車すぐ
    じょうてつバス [かっぱライナー号] 豊平峡温泉行き 定山渓神社前 下車すぐ
  札幌市営地下鉄 南北線 真駒内駅から
    じょうてつバス [12] 定山渓車庫前行き 定山渓神社前 下車すぐ
 
【車】
 駐車場あり(約20台、奥のホテル従業員駐車場には駐車しないで下さい)。
 定山渓スポーツ公園の無料駐車場もご利用下さい。
 
※時刻等は各交通機関のホームページでご確認下さい※
 
 
 
 
 

雪灯路(ゆきとうろ)

 
毎年、1月末~2月初に開催(2021年は2月5日~2月11日)される雪灯路。
揺れるローソクが境内を幻想的に照らす。
定山渓温泉街から会場の定山渓神社まで、無料のシャトルバスも運行されている。
もし開催期間中に定山渓温泉に宿泊された方は、ぜひ足を運んでほしい。
会場は「インスタ映え」間違いなし。
 
雪灯路 雪灯路の期間の社殿。
ライトアップはされていない。
建物自体の照明と、境内のローソクで照らされている。

雪灯路 社殿前のローソク。
日没間近になると、一つ、また一つと火が灯される。

雪灯路 会場となる境内には、氷と火のオブジェが並ぶ。
充分「インスタ映え」している。

 

参考ホームページ

 
北海道神社庁 定山渓神社
札幌市南区 ふるさと小百科 定山渓神社
ウィキペディア 定山渓温泉
 
 
 
 
 
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参考:北海道神社庁ホームページ
   札幌市南区役所ポータルサイト
   フリー百科事典 ウィキペディア(Wikipedia)
   さっぽろ文庫 39 札幌の寺社
 
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