石狩弁天社 石狩市
 

祭神

 
妙亀法鮫大明神(みょうきほうこうだいみょうじん、通称サメ様、石狩川の主と呼ばれるチョウザメを神格化)
厳島大明神  (いつくしまだいみょうじん)
稲荷大明神  (いなりだいみょうじん)
 

由緒

 
1694年(元禄 7年)     松前藩の石狩川秋味上乗役である山下伴右衛門が、サケの豊漁と海上安全を願って、松前神明社から神体
             を勧請し創建される。建立当時は、現在石狩八幡神社がある場所だった。
1816年(文化13年)     石狩場所請負人の村山家によって社殿が建てられる。
1825年(文政 8年)     石狩場所の元小屋支配人であった山田仁右衛門が、 妙亀法鮫大明神神像(通称サメ様)を奉納する。
1874年(明治 7年)     石狩八幡神社が弁天社の所在地に奉遷となり、弁天社は「村山家の内神」という理由で同家所有地だった
             現在地に奉遷される。
1948年(昭和23年)     弁天社が村山家から離れ、漁民が中心の崇敬講で守られることになる。
1967年(昭和42年)     石狩町(現石狩市)の文化財第1号に指定される。
1993年(平成 5年)     創建300年記念大祭が行われる。
1996年(平成 8年) 9月 1日 市制施行により、所在地が石狩市となる。
 

境内

 
境内 鳥居及び社殿。
元々は石狩八幡神社の場所に建っていた。
小さな社だが、歴史は石狩八幡神社より古い。

境内 禮拝器。
1845年(弘化2年)に建立。
現在の茨城県から運ばれたもので、水戸と石狩に関わりがあった証として重要。
黄門様で有名な水戸光圀が、石狩での実態調査をした記録が残っている。
※残念ながら、水戸光圀本人は来ていません

境内 小屋に収まっている狛犬。
福井県産の笏谷石(しゃくだにいし)で造られており、江戸時代に盛んだった北前船の交易をしのばせる。

 

石碑等


石碑 北千島沖流網之碑。
1995年(平成7年)建立。
鰊と鮭の沿岸漁業から遠洋漁業に変って五十年目を迎えるに当り、北千島における遠洋漁業の実績を讃えて建立された。



参拝ガイド

 
【所在地】
 石狩市弁天町18
 
【交通機関】
 バス
  中央バス札幌ターミナルから
    北海道中央バス [石狩線] 石狩行き 終点下車 徒歩約5分
 
【車】
 駐車場なし。
 隣接している弁天歴史公園の駐車場をご利用下さい。
 
※時刻等は各交通機関のホームページでご確認下さい※
 
 
 
 
 

神社の周囲

 
石狩弁天社に隣接して、西国三十三箇所霊場が建てられている。

周囲 西国三十三箇所霊場。
1936年(昭和11年)建立。
写真左側の御堂には、木彫りの本尊太郎代観音が安置されている。

周囲 不動明王の石像。

周囲 敷地の奥にお地蔵様。
赤い服を着ています。

参考ホームページ

 
石狩八幡神社公式ホームページ
ウィキペディア 石狩弁天社
石狩市役所 石狩弁天社
文化遺産オンライン 石狩弁天社の鮫様
 
 
 
 
 
スポンサーリンク
 
 
 
参考:石狩八幡神社公式ホームページ
   フリー百科事典 ウィキペディア(Wikipedia)
   石狩市役所ホームページ
   文化遺産オンライン
 
inserted by FC2 system