新十津川神社 樺戸郡新十津川町  旧社格:県社
 

祭神

 
國常立尊   (くにのとこたちのみこと)
伊弉諾尊   (いざなぎのみこと)
伊弉冊尊   (いざなみのみこと)
天照大神   (あまてらすおおかみ)
神日本磐余彦尊(かむやまといわれひこのみこと)
 

由緒

 
1889年(明治22年)     奈良県吉野郡十津川村での十津川大水害の被災民が入植し、新十津川村と称した。
             新十津川町は、現在でも奈良県吉野郡十津川村を「母村」と呼ぶ。
1891年(明治24年) 1月14日 新十津川村(当時)役場側に仮殿を設けて、奈良県十津川の玉置神社5柱の御分霊を奉斎した。
1894年(明治27年) 6月24日 上徳富のシスン島に仮殿を建築した。
1895年(明治28年) 8月24日 公認神社として認可される。
1898年(明治31年)     水害により、現在地に奉遷した。
1900年(明治33年) 9月   社殿を造営した。
1915年(大正 4年)     大正天皇ご大典記念として現在地に社殿を新築した。
1915年(大正 4年)12月21日 村社に列各した。
1930年(昭和 5年) 8月   郷社に昇格した。
1943年(昭和18年) 1月15日 県社に昇格した。
1967年(昭和42年)     社名を玉置神社から新十津川神社に変更する。
1990年(平成 2年)     鎮座100年を迎え、奈良県十津川村より杉・桧材を奉納賜り、本殿・社殿・廊下・社務所を改修、神饌所を
             新築する。
1997年(平成 9年)     参道を直線に改修する。
 

境内

 
境内 社号標。
旧参道の入り口に建っている。

境内 鳥居から参道を望む。
参道は、1997年(平成 9年)に現在の形に改修された。

境内 手水舎。

境内 拝殿。
1990年(平成2年)改修。

境内 拝殿の額。「玉置神社」となっている。
新十津川神社は、十津川村の玉置神社から御分霊を奉斎している。
当初は、神社名も十津川村と同名の「玉置神社」だった。

境内 狛犬 阿形。

境内 狛犬 吽形。

神輿庫。
扉の横に「本村居住四國出身者」「大正九年六月」と刻まれている。

 

石碑等

 
石碑 鎮座百年記念碑。

石碑 開拓功労者、西村氏の碑。

石碑 「記念碑」と刻まれた石碑。
裏側には発起人の氏名が刻まれているが、何の「記念」かは不明。

石碑 上徳富土功組合記念碑。

石碑 徳富高台尋常小学校跡の石碑。

 

参拝ガイド

 
【所在地】
 樺戸郡新十津川町字中央37番地
 
【交通機関】
 バス
  JR滝川駅から
    北海道中央バス [滝川北竜線] 碧水市街行き 新十津川神社前 下車 徒歩3分
  [注意]上記の路線バスは本数が非常に少なく、車以外での参拝は困難です。
 
【車】
駐車場あり。
 
※時刻等は各交通機関のホームページでご確認下さい※
 
 
 
 
 
 

その他あれこれ

 
新十津川神社の境内は、カタクリとエゾエンゴサクの群生地になっています。
社殿の横には桜も咲いており、ゴールデンウィークは境内が花盛りです。
 
その他 カタクリの花。

その他 エゾエンゴサクの花。

 

参考ホームページ

 
北海道神社庁 新十津川神社
ウィキペディア 新十津川町
 
 
 
 
 
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参考:北海道神社庁ホームページ
   フリー百科事典 ウィキペディア(Wikipedia)
 
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