恵美須神社 小樽市  旧社格:村社
 

祭神

 
八重事代主大神(やえことしろぬしのおおかみ)
 

由緒

 
1806年(文化 3年)     江州人西川貞二郎が漁場請負人となり、漁場を開設する際守護神として社殿を建築し、漁場番人はじめ村中
             で村の鎮守として奉祀したと伝えられる。
1856年(安政 3年)     創立され、現在の本殿が建立される。
1863年(文久 3年)     再建され、社殿を改築する。
1875年(明治 8年)     村社に列格する。
1928年(昭和 3年)     御即位大典記念事業として境内を拡張、社殿を改築する。10月20日に遷座祭を執行する。
1930年(昭和 5年)     社務所を新築する。5月4日には神饌幣帛料供進神社に指定された。
1953年(昭和28年) 2月   宗教法人となる。
1993年(平成 5年)11月18日 小樽市より、桑の木とイチイの木2本が保存銘木として指定される(小樽市保存樹木 第2号)。
1994年(平成 6年) 5月12日 小樽市指定歴史的建造物として恵美須神社本殿が指定される(小樽市指定歴史的建造物 第58号)
※江戸時代の由緒については、不明確な点があるため再調査を予定
 

境内

 
境内 一の鳥居と社号標。
鳥居は1999年(平成11年)6月建立。
社号標は新憲法公布記念として、1946年(昭和21年)11月3日建立。

境内 二の鳥居。

境内 手水舎。

境内 拝殿。
小樽市指定歴史的建造物(指定番号 第58号)の本殿は、この裏の覆堂に収められている。

境内 狛犬 阿形。

境内 狛犬 吽形。

 

アクセス

 
【所在地】
 小樽市祝津3丁目161番地
 
【交通機関】
 バス
  JR小樽駅から
    北海道中央バス [10 高島祝津線] 小樽運河ターミナル→「小樽駅前」→おたる水族館行き 祝津漁港 下車 すぐ
    北海道中央バス [11 赤岩線] 小樽駅前→おたる水族館行き 祝津漁港 下車 すぐ
 
【車】
 駐車場なし。
 
※時刻等は各交通機関のホームページでご確認下さい※
 
 
 
 
 

神社周辺

 
恵美須神社が建つ小樽市祝津は、江戸時代から漁業で栄えた場所です。
近くに小樽水族館や海鮮料理の店もあるので、遊びに来たついでに参拝も「あり」です。
繁栄の歴史を残す建物も建っています。
 
その他 二の鳥居から見る祝津漁港。
水揚げされた魚介類は、近くの海鮮料理店で味わうことができる。

その他 恵美須神社の近くに建つ、茨木家中出張番屋。
かつての繁栄をしのばせる建物で、内部は見学可(冬季は休業)。
この茨木家中出張番屋は、ゴールデンカムイの舞台になっているとの事。
ガイドさんより「聖地巡礼の方が多数お見えになってます」との説明があり、付箋の付いたゴーデンカムイのコミック(付箋の場所は茨木家中出張番屋が舞台のベージ)も「展示」されていた。


その他 江戸時代から明治初頭まで、大量の物資を積んだ北前船が日本海を往来していた。
海難事故の多かった当時、船主や船頭が航海の安全を祈願し盛んに神社仏閣へ船絵馬(船の絵が描かれた絵馬)を奉納していた。
恵美須神社にも2面の船絵馬が残されており、レプリカが茨木家中出張番屋に展示されている。


 

参考ホームページ

 
北海道神社庁 恵美須神社
小樽市公式ホームページ 恵美須神社本殿
北前船 KITAMAE 公式サイト【日本遺産・観光案内】
おたるぽーたる
 
 
 
 
 
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参考:北海道神社庁ホームページ
   フリー百科事典 ウィキペディア(Wikipedia)
   小樽市公式ホームページ
   北前船 KITAMAE 公式サイト
   小樽観光協会公式サイト おたるぽーたる
   北海道神社庁誌
 
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