北海道内の神社巡り

祭神

　
大山津見神　(おほやまつみのかみ)
久久能智神　(くくのちのかみ)
鹿屋野比賣神(かやのひめのかみ)
　

由緒

　
明治初年　　　　　　　　　樽前山周辺の原野を開拓するに当たり、樽前山山麓に大山津見神を祀ったのに始まる。
1875年(明治 8年)　　　　　明治天皇の勅命により、大山津見神に加え、久久能智神・鹿屋野比賣神を合祀し、樽前村から苫小牧の
　　　　　　　　　　　　　中心部に遷座する。郷社に列し、千歳・白老・勇払三郡の総鎮守となる。
1936年(昭和11年)　　　　　県社に昇格する。
1986年(昭和61年)　　　　　神社本庁の別表神社に加列された。
1992年(平成 4年) 7月14日　平成の御代御大典事業として新社殿の移転御造営により、矢代町より現在地に御移遷御鎮座となる。
　

境内

　
鳥居。
駐車場は鳥居の先なので、車の方はそのままお入り下さい。
※鳥居の右隣にも駐車場あり

社名碑。
巨大な鳥居の横に、木で作られた素朴な社名碑が建っている。

手水舎その１。
駐車場寄りに大きな手水舎がある。

手水舎その２。
社殿寄りにも、もう一つ手水舎がある。

拝殿。
苫小牧総鎮守の風格充分。


狛犬 阿形。
1997年(平成9年)10月奉納。

狛犬 吽形。

　

聖徳神社（境内社）

　
樽前山神社の境内に、聖徳太子を祀った聖徳神社が建っています。
聖徳太子は、法隆寺をはじめ多くの寺院を建て、更に朝鮮から僧侶・美術家・建築大工等を招き指導奨励した事で「建築・土木の祖神」として仰がれています。
維持運営は、「建築・土木を実施」の苫小牧建設協会有志を主体とする奉賛会が行っています。
　
【祭神】
　聖徳太子（厩戸皇子）
【由緒】
　1908年(明治41年)11月　聖徳太子碑が建立される。
　1925年(大正14年) 1月　苫小牧太子会が発足する。
　1927年(昭和 2年)10月　幸町に苫小牧太子堂が建立される。
　1932年(昭和 7年) 3月　苫小牧聖徳太子奉賛会に名称を変更する。
　1965年(昭和40年) 1月　宗教法人聖徳神社に名称を変更する。
　1996年(平成 8年)10月　樽前山神社の境内に移転し鎮座される。
　2000年(平成12年) 5月　宗教法人聖徳神社を解散する。
　　　　　　　　　 8月　宗教法人樽前山神社末社聖徳神社に名称を変更する。
　
聖徳神社全景。
樽前山神社の境内社だが、独立した鳥居・手水舎があり「別区画」の状態。

手水舎。

社殿。

聖徳太子碑。
1908年(明治41年)に建立された。

　

その他の境内社

　
樽前天満宮。
祭神は菅原道真公。

稲荷社。
祭神は宇迦之御魂神。

かえるさん。
昭和の初め、必死の願いを石造りのかえるに込め奉納されたのが始まりと伝えられる。

布袋さん。
七福神の一つ、ほていさん。
かえるさんの隣に祀られている。

　

石碑等

　
圓満磊（えんまんいし）。
「世界」の円満と発展を祈り奉納された。

包丁塚。

県社昇格記念碑と村井常次郎翁の碑。

終戦五十周年を記念した石碑。

　

参拝ガイド

　
【所在地】
　苫小牧市字高丘6番49
　
【交通機関】
　ＪＲ北海道
　　苫小牧駅 下車　徒歩約３７分／タクシー８分
　バス
　　ＪＲ苫小牧駅前から
　　　　道南バス [1 永福三条線] 永福1丁目⇔苫小牧駅前⇔苫小牧営業所 工業高校 下車 徒歩約１１分 　
【車】
　駐車場あり。
　
※時刻等は各交通機関のホームページでご確認下さい※
　
　
　
　
　

その他あれこれ

　
工業都市のイメージが強い苫小牧ですが、漁業も盛んでほっき貝の漁獲量は全国の１３％を占めています。
（苫小牧市ＨＰより、平成２８年実績）
樽前山神社への参拝後は、ぜひほっき貝をご賞味下さい。
苫小牧公設地方卸売市場内のマルトマ食堂では、ホッキカレーやマルトマ丼で、ほっき貝を満喫できます。
　
ＴＶでも紹介されたマルトマ食堂。
休日は大行列になります。
すぐ近くには「海の駅ぷらっとみなと市場」もあり、食事や海産物の購入もできます。
※本来は漁協の「社員食堂」なので、漁業関係者が優先利用となります。ご了承下さい。

マルトマ丼（入り口手前の見本）。
小生は、マルトマ食堂で、いつもマルトマ丼を注文している。
※定価は時期によって変動します

マルトマ食堂が入っている苫小牧公設地方卸売市場の周囲は漁港になっており、漁業関係者の車が頻繁に出入りします。
マルトマ食堂にお越しの際は、ご注意下さい。

　

参考ホームページ

　
樽前山神社 公式ＨＰ
北海道神社庁 樽前山神社
ウィキペディア 樽前山神社
マルトマ食堂
　
　
　
　
　
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