湯澤神社 登別市  旧社格:村社
 
登別温泉の温泉街に建つ湯澤神社、登別温泉の守護神です。
温泉で「まったり」した後に、ゆけむりにつつまれた境内の散策をすれば「極楽」です・・・「地獄」もすぐ近くですが。
 

祭神

 
誉田別命(ほんだわけのみこと/応神天皇)
大己貴尊(おおなむちのみこと/大国主神)
少彦名尊(すくなびこなのみこと)
滝川乃湯元翁尊(たきがわのゆもとおきなのみこと/登別温泉を開いた滝本金蔵翁)
 

由緒

 
創立年不詳
1845年(弘化 2年)     「北海道」の名付け親である松浦武四郎が、登別温泉に立ち寄る。
1858年(安政 5年)     登別温泉の開拓者であった滝本金蔵が、同地に既存していた祠をその地の産土神社として祀る。
1883年(明治16年)     村社に列各される。 1936年(昭和11年)     現社殿が造営される。
1948年(昭和23年) 9月 9日 宗教法人となる。
 

境内

 
境内 鳥居および社名碑。
石段を上がった先が境内。

境内 手水舎。
普通に「水」です。
「手湯」ではないので温泉ではありません。

境内 拝殿。
 


境内 狛犬 阿形。
台座には「昭和四十七年四月二十九日」と「平成二年九月二十八日」の二つの日付が刻まれている。

境内 狛犬 吽形。

 

石碑等

 
石碑 瀧川乃湯本翁命碑(左)と滝本翁記念碑(右)。
滝本翁記念碑には、八幡神社や湯沢神社の宮司を務めた佐藤守雄の句「碑(いしぶみ)に尽(つき)ぬいさをや苔の花」が刻まれている。

 

参拝ガイド

 
【所在地】
 登別市登別温泉町106
 
【交通機関】
 バス
  JR登別駅前から
    道南バス [登別駅前⇔登別温泉] 第一滝本前 下車 徒歩 約2分
    ※室間からの便もあり
 
【車】
 駐車場なし。
 近くの地獄谷駐車場(有料)をご利用下さい。
 
※時刻等は各交通機関のホームページでご確認下さい※
 
 
 
 
 

地獄谷の薬師如来

 
登別温泉の観光名所の「中心」である地獄谷。過去の噴火によって生じた爆裂火口跡でです。
地獄谷には遊歩道が完備されており、手軽に「地獄」を楽しむことができます。
遊歩道を降りていくと、薬師如来堂が建っています。

薬師如来堂 緑の点線の箇所が薬師如来堂です。

この薬師如来堂には、1861年(文久元年)に硫黄を採掘していた南部藩の家臣が、お堂の下で湧く温泉で眼を洗ったところ、眼病が治ったことから、お礼に寄進した石碑が安置されています。
今では「目の湯」として親しまれています。

薬師如来堂 神社の祠の様に見えますが、「仏様」です。

 

その他あれこれ

 
人気の温泉地である登別温泉。大昔はアイヌの人々が温泉を薬湯として重宝していたそうです。
現在は、世界各地から温泉を楽しむ方々が訪れています。
温泉街をぶらぶら歩けば・・・聞こえるのは、日本語「以外」が圧倒的です。

その他 閻魔大王からくり山車。
1993年(平成5年)に登別地獄まつりの第30回記念事業として製作されました。
「からくり」が動く時刻になると、「多言語」の人だかりになります。

その他 温泉街の夜景。
源泉は「地獄」谷ですが、ホテルの中は「極楽」です。

 
 

参考ホームページ

 
登別国際観光コンベンション協会
神社人 湯澤神社
ウィキペディア 登別温泉
 
 
 
 
 
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参考:フリー百科事典 ウィキペディア(Wikipedia)
   北海道神社庁誌
   神社人 湯沢神社(湯澤神社)

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