最近はやりの御朱印集め。
残念な事に、マナー無視の方もいます。
御朱印をいただく事は「宗教行為」、スタンプラリーではありません。
神社やお寺と御縁を結びに行った証が御朱印で、お守りやお札と同等とされます。
御朱印集めは「清く正しく」行って下さい。

御朱印の起源


現在は、お寺でも神社でも御朱印をいただけますが、元々はお寺が起源です。
写経をおさめた証としてお寺よりいただいた受付印が、御朱印の始まりと言われています(諸説あり)。
なので、現在でも一部のお寺では写経を納めないと、御朱印が頂けません。


御朱印を頂く時のマナー


1.行く前に事前調査
出かける前に、神社やお寺への交通機関や経路を調べるでしょう。
ついでに、神社やお寺の事も調べておくと、頂いた御朱印への思いが深くなります。
現在はインターネットで手軽に調べられるので、ちょっとだけ「事前調査」しておきましょう。
また、御朱印を受け付けている「営業時間」が短い寺社があるので、「閉店してた(-_-;)」を避ける為に事前の確認は必要と思います。
さらに、神職が常駐していない神社(兼務神社)の中には、管理元の神社(本務神社)で御朱印を出している場合があります。
これはかなり調べないと判らないので、御朱印集めには事前の調査が必須です。
池上本門寺

東京都大田区 池上本門寺の大堂。
15時30分頃に行ったら「営業時間は15時まで」でした。
2週間後、御朱印を頂く為に改めて足を運びました。
やはり、事前の調査は必要です。


2.まずは参拝
神社やお寺と御縁を結びに行った証が御朱印です。
御朱印を頂く前に、参拝しましょう。
御朱印を「集めまくる」のは悪い事ではありませんが、スタンプラリーではありません。
かつて、鎌倉市内の寺社を一日に10箇所以上巡って御朱印を頂いた時は、スタンプラリー状態でした。
しかし、最初に「きっちり」参拝してから御朱印を頂いていました。

3.待つ間は清く正しく
御朱印を頂く行為は「宗教行為」と思っています。
社務所や寺務所で御朱印をお願いした後は、静かに待ちましょう。
スマホで遊んだり、飲食するのはマナー違反です。
しかし、神社やお寺の猫が「遊んで\(^o^)/」とすり寄って来た事があり・・・待っている間、猫と遊んでしまいました。
白金神社の猫

東京都港区の白金神社で御朱印を待つ間、この猫と遊んでしまいました。
白金神社の関係者の皆様、無礼をお許し下さい m(__)m


4.お釣りの要求は失礼
御朱印の初穂料(お寺なら御布施)は、300円~500円です(希に2000円の神社があるらしい)。
初穂料を納める時、1000円札を出してお釣りを受け取っていませんか?
お釣りを要求するのは、礼儀として「アウト」です。
神社内のお金は「お供え物」として納められています。
お釣りを出すのは「お供え物に手をつける」事になるので、大変失礼です。
御朱印集め、そしてお守りや御札を頂く時は、小銭をご用意下さい。
以前、「御朱印集めしています」タレントが、TV番組の中で平気で1000円札を出してました。
完全に「単にブームに乗っているだけ」で「基本的なマナーを理解していない」事が「全国放送」された瞬間でした。

5.御朱印に文句はバチ当たり
御朱印は、神職やお坊さんによる手書きです。
そして、神職やお坊さんも人間です。
字の上手な方もいれば、そうでない方もいらっしゃいます。
神社やお寺と御縁を結びに行った証が御朱印なので、字の上手/下手は関係ありません。
また、書き手によっては筆跡も異なるので、ネットや本に載っていた御朱印と異なる場合も多いです。
いただいた御朱印がネットで見た御朱印と違ったり「悪筆」だったりしても、文句を言うのは間違いです。
余市神社の御朱印

余市神社の御朱印です。
文句を言う様な方は、余市神社へ参拝しないで下さい。
とは言うものの・・・いや、有難く頂いてきました。

宮司一人で守っている神社は、宮司さんが不在の時に御朱印を頂けません。
希に怒る方がいる様ですが、おとなしく「また来て」下さい。
宮司さんが不在で御朱印を頂けなかった時は、神様が「また来なさい、ここは良い場所ですよ」と言ってくれたと思っています。
旅行先での御朱印集めで時間的な制限がある場合は、事前に寺社へ確認の電話を入れた方が良いです。

6.時間と行事に注意
寺社の公式ホームページ等で、社務所/寺務所が開いている時間が掲載されていれば、「営業時間内」に行きましょう。
開いている時間が掲載されていなくても、「常識的」な時間に行きましょう。
早朝や深夜は論外、神職やお坊さんにも「生活」があります。
また、神職一人の神社の場合、初詣や七五三の時期は御朱印の対応ができない事が多いです。
小さな神社へ参拝して御朱印を頂く時は、神社の「繁忙期」を避けた方が良いです。


御朱印帳について


1.御朱印帳の入手方法
(1) 神社やお寺で入手
  比較的大きな神社やお寺では、オリジナル御朱印帳を出しています。
  図柄が公式ホームページに載っている事があるので、どこの寺社の御朱印帳にするか、調べてから入手も楽しいです。
  しかし、北海道内ではオリジナル御朱印帳を出している神社が少ないので、選択の余地が少ないです。
御朱印帳

今まで入手した御朱印。
出張途中の「寄り道」で頂いた御朱印帳も混じっています。
日光東照宮の御朱印帳は、徳川家康公没後400年の記念御朱印帳です。


(2) 大型文具店で購入
  大型文具店で、御朱印帳を販売しています。
  札幌市内では、大丸藤井セントラルで取り扱っています。

(3) ネット通販で購入
  「Amazon 御朱印帳」でググッて下さい。
  山ほど出てきます。
  近くにオリジナル御朱印帳を出している寺社が無く大型文具店も無い方、好きな図柄の御朱印帳を探して下さい。

2.御朱印帳は片面だけの方が良い
蛇腹折りの御朱印帳が一般的ですが、これは両面を使うことを念頭に作られています。
しかし、裏面に墨が滲みるので、片面だけの使用をお勧めします。
御朱印帳

御朱印帳の裏側。
墨が滲んでいます。
このため、私は片面だけに御朱印をいただいています。

片面のみを使用する長所をもうひとつ。
蛇腹式の場合、全部のページをどばっ~と広げて一目で眺める事ができます。
全てが埋まった御朱印帳を一気に広げて(汚損・破損に注意!)思い出にふけると楽しいです。

3.御朱印帳には名前を入れる
有名観光地状態の神社仏閣では、「御朱印マニア」の行列になっています。
時には同じ表紙の御朱印帳が同時に並ぶ事もあり、御朱印帳を取り違える「事故」は少なくないらしいです。
御朱印帳を取り違える「事故」を防ぐため、御朱印帳に自分の名前を入れましょう。
私はシャチハタを「ぽん」と押しています。

4.神社とお寺を混ぜて良いか
希に、お寺の御朱印があると断る神社があるらしいです。
江戸時代は神仏習合だったので、混ざっても大丈夫では無いか?と思っていましたが、そうでも無いらしいです。
過去に、お寺に「イジめ」られた歴史のある神社が「お寺の御朱印があるので拒否」となるらしいです。
幸い、私は「拒否」された事はありませんでした。
気にする方は、御朱印帳を神社とお寺に分けた方が無難です。
私は、あまり気にしなかったので、地域毎に御朱印帳を分けています。


御朱印を頂ける寺社


1.神社の場合
基本的に、神職が常駐している神社なら頂けます。
しかし、マナー無視の「御朱印マニア」に立腹して、御朱印を止めた神社があるらしいです。
悲しい事です。
神職が常駐していない神社の中には、管理している神社で御朱印を頂ける場合があります。
北海道内の神社で、管理している神社で御朱印を頂ける事が判明した神社については、道内の御朱印の一覧に記載しています。

2.お寺の場合
日蓮正宗のお寺では、御朱印を全くしていません。
浄土真宗のお寺でも、基本的に御朱印をしていません(一部のお寺では頂けるらしい)。
また、浄土宗のお寺でも、御朱印をしていない所が多いです。。
その他の宗派でも、お寺の都合で御朱印をしていない所があります。
要注意なのは、日蓮宗のお寺です。
日蓮宗のお寺では、「ひげ文字」と呼ばれる筆法で「南無妙法蓮華経」とお題目を書いていただけます。
しかし、他の宗派の御朱印が書かれていると、お題目ではなく「妙法」と記帳されたり、お寺によっては断られる場合があります。
日蓮宗のお寺で、きっちり「南無妙法蓮華経」のお題目を頂きたいのであれば、日蓮宗専用の御朱印帳を用意して下さい。


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